Service

商業出版を総合的に支える
penlightのサービス

商業出版として本を出す場合、本を人々の手に届く「商品」として成立させるために、複数の能力を駆使する必要があります。そのどれか一つでも欠けてしまうと、本にならないか、または狙ったような効果が得られなくなります。

作家には自分のアイデアや発想を形にしたいという情熱があります。しかしその反面、気持ちだけが前へ前へと急かされ、客観的な視点で企画を見ることができず、当初の発想に縛られてしまう。ブラッシュアップしようとすると方向性を見失い、形にならずに消えていく。

誰かに伝えたいという情熱が強い人ほど、客観性や可塑性を失うジレンマを抱えています。

そこでpenlightは商業出版に必要な機能を点で支え、線でつなぐことで作家を総合的にサポート。著作権エージェントの枠を超えて、作家としてのスタートラインから成長、次のステップまで並走し続けます。


戦略長いスパンから、短期目標へ。

一冊出して終わりではなく、数多くの作品を出し続けたい。しかし、出版社は一冊のビジネスが成功するか否かが勝負のため、担当する本以外についてアドバイスを得ることは難しい。さらに、「本として売れる企画」ではなく「作家が出したい企画」について、相談を持ちかけるのも難易度が高いのが現状です。

Penlightは「まず一冊」のご相談に乗ることに加え、「作家としてどうなりたいのか」をヒアリング。本を通じて、「誰」と「どんな未来」を作りたいのか。「目下の一冊」と「これから」の計画を立て、企画に落とし込んでいきます。


企画本を「旗印」にして、何かを変えられるか

商業出版で本を出そうと決めたのは、本を通じて広く誰かに何かを伝え、変えたいと思ったから。では、今の企画コンセプトはその「旗印」として機能するか?旗印として人を集め、次のアクションへとつなげられるか?

作家の持っている情報や発想をただ並べるだけでは、旗印にはなりません。
誰に届けたいのか。どうすれば届くのか。届いて、何をしたら行動が変わるのか。

本は文字や絵を通じたコミュニケーションであり、その先があるはず。penlightは企画コンセプトや構成を1から練り、書籍構成を作家と一緒に考えます。

企画として採用される、のその先へ。


調査「勘」と「経験」に、もうひとつのファクトを。

日本で1年間に出版社経由で発売される書籍は約7万冊前後。出版社は一部書店でのPOSレジデータを元にマーケティング・調査を行っていますが、POSレジデータは一部書店に足を運んで本を購入した人を対象とした、限定的な購買記録であります。

Penlight独自の分析ツールを開発。WEB経由で購入された人気の書籍をカテゴリ別に収集し、「今」の売れ筋と「過去」の売れ筋を特定。時代の流れや普遍性を捉えつつ、今とこれから何が求められているのか、データから浮かび上がらせます。

商業出版は商材の特性上、編集者の勘と経験に支えられて作られています。その勘と経験を裏打ちする、または修正するデータを提供し、仮説を立てることでマーケティング性の高い企画を実現します。

データをディープに掘り下げ、人間を捉える

データは、そこにいる人間の生活や欲求を把握する手がかりです。仮説を立てて、立体的に捉えることで意味が生じる。人間が解釈すべき部分はまだまだあります。

Penlightは分析ツールから得られた情報を元に、市場動向とターゲット像を具現化し分析シートに落とし込みます。読者が何を欲しているかを読み解き、作家にフィードバックすることで企画の精度を高めます。

独自の市場分析シートを使用。可視化させることで「想像上の読者」を具体的に。


営業・交渉誰と一緒に前に進む?

本は、その品質や売れ行きの多くを属人的な要素に左右されています。どの出版社の、誰と仕事を進めるか。企画に適した出版社、編集者とともに仕事をする必要がありますが、たくさんの人脈や、業界に対する広い知識がないと、それを実現させるのは容易ではありません。

Penlightは著作権エージェントとして、適した出版社に企画を紹介。最適な形で企画を実現できるようサポートします。


専門知「誰のために」を見失わない

Penlightは独自の読者分析シートを活用。執筆時に見失いがちになる「読者が求めるもの」を原稿に反映させ、書籍を通じて「本当に届けたい人」とのコミュニケーションを可能に。

独自の読者分析シートを使用。原稿の方向性や伝えるためのコツを事前に把握。

言葉にすることで、次の一ページを。

商業出版までは行かなくても、言葉にすることで社会を動かしたい。知ってほしい。仲間を集めて理解者を得たい。

言葉は概念の焦点となり、誰かと共有することができる。言葉にすることで、人は次に進むことができる。

Penlightは「言葉にしたい人」に向けて、以下のサービスを展開しています。


インナーブランディング資料の作成、会社または団体の広報などにも幅広く対応しています。詳しくはお問合せください。

  • 記事コンセプトの立案
  • 取材
  • ブックライティング
  • 執筆
  • 編集
  • 広報

インナーブランディング資料の作成、会社または団体の広報などにも幅広く対応しています。詳しくはお問合せください。

代表紹介

遠山怜 / Lay Toyama

同志社大学心理学部卒。広告制作会社電通テックでプロモーション・マーケティング・企画を担当したのち、出版エージェント業に4年従事し述べ50冊以上の書籍プロデュースに携わる。以降、独立しpenlightを立ち上げる。分野はビジネス書・実用書・文芸・ノンフィクションなど多岐に渡る。

遠山はこんなことを大切にしています

  • 場所に身をひたそう。

    頭の中で組み立てた想像や理論だけではなく、その場にいる人と交流しよう。自分の身体で感じたことを大切に。世界の変革は頭の中ではなく、皮膚一枚で感じることができる。

  • いつも面白がろう。

    楽しいこと、興味のあることを追いかけよう。世界の美しい宝は、ありそうなところには見つからない。面白がり続けられる人物だけが、未知なるきらめきを見つけ出せるだろう。

  • 木が倒れる前に動く。

    森で木が一本倒れても、だれもきっと気づかない。やがて森が崩壊し始めたらみんな気づくようになる。しかし、その時は手遅れだ。木が一本倒れた音を聞き取れ。そこに駆けつけられる人物こそが、きっと何かを変えられる。

  • 良い世界を信じよう。

    信じるとは意思である。良い世界になる、すると決める。信じたもののところに希望は生まれる。

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