【書誌情報より】理系脳の秘密って?
“わからない”をスルーしない[テク脳]ルーティンを身につけて、
予測できない未来をサバイブ!
●現代社会を支えるテクノロジー
私たちの日常生活は「テクノロジー」であふれています。最近では生成系AI(人工知能)が多くの人に利用されるようになり、理系だけではなく文系人間も、テクノロジーをより身近に感じる時代になりました。
●未来はさらに、テクノロジーが複雑化する
便利なサービスや製品を日々使っているものの、それを実現するテクノロジーのことは、実はよく知らないってことはありませんか。自分は開発者ではないから、わからなくても大丈夫だと思っていませんか。
いま現在は、たぶんそれでも大丈夫。でも今後、テクノロジーはさらに複雑化し、難化していくと予想されます。使うことも、使いこなすことも、苦労する未来がやってきます。
●未知のことを自分で理解する思考法
文系だから、わからない……。教わってないから、わからない……。調べてみたけど、わからない……。
わからないことが積み重なれば、自分で判断できることが減っていき、誰かが決めたレールに知らないうちに乗ってしまうこともあるでしょう。
でも、「テクノロジー脳」があれば、変わります。それは日常的にやっておきたいアタマの体操であり、未知のテクノロジーを自力で理解できる思考法です。
自分で理解できるようになると、人生の幅が広がり、さまざまな選択肢を得て、果敢にチャレンジできる力が身につきます。テクノロジー脳を実装して、予測できない未来へ漕ぎ出しましょう!
著者:齊田 興哉
2004年東北大学大学院工学研究科を修了(工学博士)。同年、宇宙航空研究開発機構JAXAに入社し、人工衛星の2機の開発プロジェクトに従事。2012年日本総合研究所に入社。官公庁、企業向けの宇宙ビジネスのコンサルティングに従事。現在は各メディアの情報発信に力を入れている。